癌治療のスペシャリストとして長年の経験と知識を基に、乳癌・肺癌・胃癌大腸癌などの診療を行っています。大阪鉄道病院と緊密に連携しており、手術や入院は大阪鉄道病院で受けていただけます。

摘出術後は化学療法を含めて皆様に適切な治療を提供いたします。

平成4年に乳房温存術を開始して以来、根治性と整容性を両立できる,乳腺の扇形切除と縫合を行ってまいりました。大阪鉄道病院では年間４０例ほどの乳癌手術を執刀してきました。患者さんからきれいなお乳を残してもらったと感謝されることもしばしばでした。最近はセンチネルリンパ腺生検を併用することで腋窩リンパ腺の郭清を省略することも可能となりました。腫瘍が大きくそのままでは温存できない場合は術前化学療法により腫瘍を縮小して温存いたします。

検診から手術まで一貫した乳癌治療を受けていただけるだけでなく、万一再発した場合も豊富な経験と化学療法の知識に基づいて適切な治療法を提供いたします。

	マンモグラフィ―検査機器 ＧＥヘルスケアジャパン社製　Ｐｅｒfoma 乳がんの早期発見と最適な治療の為に用いられる高性能なマンモグラフィー機器です。皮膚を無理に引っ張る事なく、患者様にも優しい圧迫機能で高画質・高精細を実現しております。
	超音波（エコー）検査機器 東芝メディカル社製 AplioXG エラストグラフィーと呼ばれる最新のフルデジタル超音波診断装置、AplioXG（東芝メディカル社製）を導入しております。 旧来の超音波機器より高精細・高画質なカラー画像として硬さ(弾性)を見ることが可能で、 良性、悪性の判断に役立つことができます。 また、微細石灰化を見つけやすくする機能も搭載しております。
	外来化学療法室 関西のクリニックでは初の外来化学療法室です。 外来で治療の継続ができるという点で、患者様の 生活の質(QOL)の向上や入院治療と比較して経済負担の軽減にもなります。

患者様に優しい外科を実践してきましたところ、腹腔鏡手術に至りました。 大阪鉄道病院では肺癌の胸腔鏡手術を平成8年から累計250例の手術を手がけました。 さらに大腸癌や胃癌の胸腔鏡手術も行っております。 また、すべての患者様にはご自身の手術の様子がおさめられている映像をお渡しし、 手術に対する不安をなくす事で安心して手術を受けて頂く事ができました。 特に、胃癌の腹腔鏡手術は切除から再建まですべて腹腔鏡下に行うことができるようになり、 今年の福岡市であった外科学会では院長独自の手術法の映像が繰り返しながされました。 手術が必要な患者様には、水曜日に手術日を設けておりますので、大阪鉄道病院内にて院長が執刀いたします。 もちろん術後は当院で責任をもってフォローいたします。

腹腔鏡下胃切除の傷